主にプログラミングに関して。Python, .NET Framework(C#), JavaScript, その他いくらか。
記事にあるサンプルやコードは要検証。使用に際しては責任を負いかねます

JavaScript: Githubで公開しているライブラリをBowerにプッシュ

                
tags: JavaScript
 Githubで公開しているJavaScriptライブラリに、Bowerへプッシュしてくれないかとリクエストが来た。それを機にBowerへプッシュしてみたので簡単に流れを。

 Bowerとは・・・フロントエンド、つまりクライアントサイドのライブラリ管理ツールらしい。ざっくり言えばUbuntuでのapt、Pythonでのpip、Nodejsでのnpmのようなものだろうか。
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/magazine/mt573714.aspx

 Bowerへプッシュする。

 まずNodejsをインストールし、npmコマンドを使えるようにする。そうしたらbowerをnpmでインストールする。
> npm install -g bower
 bowerをインストールしたらbowerコマンドが使えるようになっているはずである。コマンドプロンプトにbowerと打って実行できなければ、bowerがインストールされている場所を指定する必要がある。npmのパッケージの一つとしてインストールされるので、そこを探してみると見つかるかもしれない。ぼくの環境では結局以下のようになった。
> c:\nodepackages\bower --version
bowerコマンドがちょい長いので以下ではbowerと省略する。

 bowerコマンドが使えるようになったら、次はGithubに上げているファイルにbower.jsonを追加する。これはライブラリがどんなものかを説明する情報ファイルである。説明している人はちらほらいるので実例を一つ以下に。
{
"name": "piexifjs",
"description": "Read and write exif.",
"main": "piexif.js",
"authors": [
"hMatoba"
],
"license": "MIT",
"keywords": [
"jpeg",
"exif"
],
"homepage": "https://github.com/hMatoba/piexifjs",
"moduleType": [],
"ignore": [
"**/*",
"!piexif.js",
"!bower.json"
]
}

 ignoreを設定しないと、不要なファイルまでもろもろユーザーにインストールされてしまうことになる。それなら一つ一つ含めないファイルを指定するより、必要ファイル以外は含めないでと指定するほうが楽である。
 上記のbower.jsonをパッケージのルートに置く。そうしたらあとはbowerコマンドを打つだけである。
> bower register <my-package-name> <git-endpoint>
これでbowerにプッシュが完了するので、bowerコマンドでパッケージインストールが可能になる。
> bower install <package>
            

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

h

Author:h

最新記事
リンク
作ったものなど
月別アーカイブ
カテゴリ
タグリスト

検索フォーム
Amazon